第5話 『その後のティファ』

 こんにちはー
 はい、こんにちはー
 まーたまた、1週間ぶりのごぶさた!
 今週も、バリバリいくんだわさー
 おお、ホンマに今週もちゃんと
 はじまりましたね
 えっへん!
 この、アリエスちゃんを 甘くみてもらっては
 こまるんだわさぁ
 うむ、ごりっぱ
 何も言い返せないのが、ちと残念ですが‥
 ‥いちいち、言い返さなくてもいいじゃん
 いや、それだとマンザイになりまへんで
 このぶゎかぁ!
 マンザイやってんじゃないんだわさ!
 いや、お笑いは、大阪人のデフォルトでっせ
 ‥もう、慣れたけど、やっぱときどきアンタの
 セリフには疲れるんだわさ
 ま、いいじゃないですか
 で、今週は誰のお話で?
 えーとね、今週はティファちゃんの
 お話なんだわさ
 そういえば、ティファさんは「ちゃん」付けなんですね
 あの子はねー、なんとなく「ちゃん」っていう
 イメージがしない?
 おお、言われてみればそうでんな
 なので、わたしも彼女だけは
 「ちゃん」付けで呼ぶようにしたんだわさ
 イメージによく似合いますしねー
 で、彼女のその後だけど、
 彼女だけは、実は自分で動くテディを作って
 無かったじゃない?
 あ、そういえばそうでしたね
 結局メルウィンさんに作ってもらったんでしたっけ
 そうそう。で、その後、やはり自分で作ろうと
 決心して、人形作りの勉強を始めたんだわさ
 ほうほう。で、その後は?
 なにぶんにも凝り性な彼女は、お裁縫の学校に
 通う事になったんだわさ
 おおう、それはかなり本格的でんな
 で、その後も熱心に勉強を続けて
 ついにお裁縫の先生になったんだわさ
 動くテディベア作りの方はどうなったんでっか?
 ‥そっちの方は残念ながら、結局作らなかったんだわさ
 「作れなかった」じゃなくて、「作らなかった」?
 うん。彼女の実力と、彼女のテディベアを愛する心があれば
 十分動くテディベアが作れるハズだったんだけどね
 それは、やっぱりメルウィンさんに作ってもらった
 動くテディベアがいたからでっか?
 そうそう。「親友は1人で十分」って言って
 結局作らなかったんだわさ
 なるほどー
 でも、テディベア作りに必要な技術を、
 他のテディベア好きな子に教えるために、
 お裁縫の先生になる道を選んだんだわさ
 そういう訳だったんですねー
 人それぞれでんなぁ
 あのおっとりした彼女が先生なんだよねー
 でも、優しそうな先生なんで
 結構ハマリ役でんな
 だよねー
 そういえば、ティファさんの動くテディベアさんの
 お名前はなんでしたっけ?
 う、そ、それは、
 ユーザーさんの心の中にあるんだわさ
 (うまく逃はりましたな‥)
 なになに?
 やっぱあの子の事が気になるの?
 エロエロフワフワとしては
 ‥その言い方は止めてくれまへんか
 あはははは!
 アンタにピッタリだわさ
 期待してるアンタには悪いんだけど、
 あの子は男の子なんだわさ
 ああ、そういえば「ボク」って言ってましたね
 やっぱりちょっとは残念?
 ‥ま、正直に言えば、女の子のお友達が
 欲しいところでしたわ
 うむ、正直でよろしい
 ‥もう、なんとでも言うてくだされ
 あははははは!
 じゃ、今回はこの辺で
 続きはまたらいしゅー