第8話 『小さな4人の座談会・つづき』

 ルーニーでーす
 タルトです!
 ミルフィで〜す
 ミナミハル○でございます
 スパコーン!
 いてて‥
 しかし3人とも、ツッコミのタイミングが
 うまくなりましたなぁ
 そら、もうこの1週間 特訓でしたしね!
 ホントにこのネタ だいじょうぶなんですか?
 さいごの1文字が、ふせ字になってるが
 ポイントでっせ
 ミナミハルキさんなのですね!
 ‥タルトさんは、天然だったんですね
 天然って?
 ま、深く追求するのはおいといて、
 時間も無くなってしまうので
 サクサク進めやしょー
 は〜い
 じゃ、ルーニーさんからどうぞ!
 うーん、メルウィンちゃんのヒミツですか‥
 ええ、なんかドキドキしますな!
 ゴンタさん、目がこわーい
 ‥これはしっけい。ささ、つづきをどうぞ
 ‥うーん、じゃ続けますけど
 メルウィンちゃんって実は、人前で
 オナラができないんですよ
 ああ、それはわかりますな
 あの頃の女の子は、恥じらいがありますし
 ‥ゴンタさんって、いくつなんですか
 ま、それはヒミツってことで
 だからだと思うけど、大体ガマンして、
 2階に来るんですよ
 で、この前なんか、ボクがいるの気づかずに
 大きいオナラをしたのを 聞いちゃいました!
 隠れてオナラをする、メルウィンさんでっかー
 これは重大なヒミツですな!
 ‥誰にも言わないであげてくださいね
 ウッシッシ、わかりやしたとも!
 ゴンタさん、目がいやらしー
 ‥これはしっけい。じゃ、つぎの方どうぞー
 じゃ、ティファちゃんの秘密ですね
 おっとりおとなしそうな、ティファちゃんですけど
 じつはけっこう おてんばな所も あるんですよー
 ほうほう、というと
 じつは 木のぼりが大好きで、一人でよく
 北の頂上に 木のぼりに行くんです
 おお、あのでっかい木ですか
 それはすごいですなぁ
 お話には続きがあって、その木によくのぼってたんですが、
 ある日 のぼるのに失敗して、お洋服を
 やぶいちゃったんですよね
 あらら、それはけっこう大変ですな
 お洋服が破れたのが、お母さんにバレると怒られるので
 こっそりメルウィンさんに、直してもらってるのを
 見ちゃいました!
 なるほど! ティファさんに隠された
 おてんばな、意外な一面でしたなぁ
 では、つぎの方どうぞー
 はい、ではミーシャちゃんの秘密ですね
 まじめそうなミーシャちゃん、人前では決して泣かないんですが
 実は涙もろいんですよ
 ほうほう、と言うと?
 あるお本を読んで、泣いている所を
 こっそり見ちゃいました
 どんな本を読んではったんですかね
 確か‥「赤毛のアン」って書いてあったと思います
 あーあれはいい本ですよねー
 アッシも実はあれを読んで、不覚にも
 涙してしまいやした
 ゴンタさんでも泣くんですか‥すごい本ですね
 ええ、あれはいいでっせー
 皆さんも機会があれば、読んでみてくだっせ
 なるほど‥こんど私も読んでみることにします
 じゃ、最後にアッシの番ですね
 アリエスのヒミツなんですが、これがまた‥
 これがまた、なに?
 今いいところなんですから、じゃませんといてください
 さぞかし面白いヒミツなんでしょーねー
 そらもう、あのアリエスはんのヒミツですから‥
 ヒッ!
 どうした、なんか言ってごらん?
 ゴンタはうごかない。ただのにんぎょうのようだ‥
 動かなくなったフリをして、ごまかすなぁーーーー!
 スパコーン!
 あ〜〜れ〜〜
 お〜た〜す〜け〜
 ‥ふぅふぅ、ホントにもう
 来週からはまたちゃんとこのアリエスちゃんが
 仕切ってやるんだわさ
 だから、ミンナも今週聞いた事は忘れるんだわ!
 誰かに話したら、ワタシのシモベにしちゃうんだわさ!